ルナルナ×EVE ルナルナとEVEのコラボ企画

EVE痛みアドバイス 周期別 痛みを緩和するマッサージ

女性の体は2種類の女性ホルモンの影響により、「月経期」「卵胞期」「黄体期(1)」「黄体期(2)」の4つの時期ごとに変化していきます。
体調がとても良い時期がある一方で、頭痛などに悩まされがちな時期があるのはそのためです。今回は、それぞれの時期に起こりやすい痛みと鎮痛薬の使い方についてご紹介します。


月経と鎮痛薬

月経期に起こる生理痛。 痛みを感じる部位は下腹部、腰、頭の順で多いといわれています。
痛みの程度については「かなりひどい」「ひどい」という人は約30%、「がまんできる程度」とする人は約50%と報告されています。多くの人が生理中の痛みを感じているのですね。
今回ルナルナで行ったアンケート調査では、痛みの対処をしている人のうち約80%は「鎮痛薬を飲む」ことによって痛みをコントロールしているという結果がでました。

Q 生理痛や頭痛などの痛みにどのように対処していますか?

出典:ルナルナアンケート調べ(2015.1)

実は、この「鎮痛薬を飲む」という対処方法は、生理痛をコントロールするのにとても良い方法のひとつなのです。なぜなら、鎮痛薬が生理痛の原因になる「プロスタグランジン」という物質が産生されるのを持続的に抑えてくれるからです。
もし、これまでに自分で行ってきたセルフケアで痛みをコントロール出来ていなかった人や、毎月の生理痛が起こるタイミングを予測できる人は、プロスタグランジンを持続的に抑えるために、鎮痛薬を生理痛が本格的になる前に服用し始めるのが良いとされています。
痛みがひどくなってからだと、プロスタグランジンがすでに大量に産生された後なので、鎮痛薬が効きにくくなってしまうのです。
一方、アンケートで鎮痛薬の使用を控えていると回答した人たちからは、その理由として「がまんできる程度だから」「薬に頼りたくないから」という声が聞かれました。ですが、鎮痛薬は適切に使用すれば依存性になったり、お薬が効かなくなってしまうという心配はありませんから、がまんできない生理痛に対しては、鎮痛薬を上手に取り入れて対処してみませんか。


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頭痛と鎮痛薬

卵胞期は体調が良いので、つい集中して仕事や勉強に打ち込み過ぎてしまうかもしれません。
この時期には、例えばデスクワークのがんばりすぎなどにより、首や肩の筋肉が緊張することで起こると考えられている「緊張型頭痛」が現れることがあります。
緊張型頭痛の対処には、凝り固まった筋肉を和らげて血行を良くするマッサージ、ストレッチや入浴で体を温めることが効果的といわれていますが、こうした対処法に加えて「頭痛ダイアリー」もつけてみませんか。
頭痛ダイアリーは、「頭痛が起きた日」「どのようなときに頭痛が起きたか」「頭痛以外にどのような症状がみられたか」「お薬を服用したか」「効き目はどうだったか」といったことを記録する日記です。緊張型頭痛では、頭の痛み以外に「肩や首のこりを感じる」「軽いめまいを伴うことがある」といった症状が現れることがありますから、もし頭痛が起きた時にこうした症状を感じたら、頭痛ダイアリーにメモをしておきましょう!
メモをつけておくことで、頭痛が起こりやすいタイミングや状況を知ることができます。こうして頭痛が現れそうなタイミングや状況が分かったら、痛みを予防したり、和らげるためのセルフケアができますね。

ルナルナで実施したアンケート調査によると、痛みに対するセルフケアとして「鎮痛薬を飲む」「体をあたためる」「寝てゆっくり体を休める」「マッサージをする」といった対処をしているという声が多く聞かれました。
気になるケアがあったら、ぜひ試してみてくださいね。


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腹痛

排卵痛は、卵巣で排卵が起こることに伴う下腹部痛などの痛みのことです。排卵が起こる黄体期(1)には、この排卵痛が現れることがあります。
排卵痛をコントロールするには、基礎体温をつけて排卵のタイミングを知ることが一番の近道です。
基礎体温とは、体がもっとも安静な状態にあるときの体温のこと。排卵のタイミングだけではなく、排卵がきちんと行われているかどうかや、生理の時期、妊娠しやすい時期も知ることができ、わたしたち女性が自分自身の体の調子を知るためのバロメーターとなります。
基礎体温は、体温の高い高温相と体温の低い低温相の2相から成り立っていて、排卵はこの相が切り替わるときに起こります。

もし下腹部などの痛みがこの排卵のタイミングで感じられる場合には、その痛みは排卵痛の可能性があります。排卵のタイミングに備えて鎮痛薬を持ち歩いて、症状が出たときにお薬を飲めるように準備しておけば安心ですね。


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PMS

生理前になると女性ホルモンの影響によって、腹痛、腰痛、頭痛などのPMSが現れることがあります。
PMSへの対処の第一歩には、運動や食生活の改善が挙げられます。

運動としては、ウォーキングなどの有酸素運動がおすすめです。食生活ではカフェインを控えると良いと言われていますから、緑茶、紅茶、コーヒーなどのカフェイン入りドリンクが好きな方は、この時期だけほかの飲み物に置き換えてみると良いかもしれないですね。
さらに、痛みが出たときのために鎮痛薬をポーチやかばんに入れて準備しておきませんか?そうすれば、もし痛みが現れてもすぐに対処ができるので心強いですね。


生理周期ごとに起こりやすい痛みと鎮痛薬についてご紹介いたしました。
鎮痛薬による対処方法と、お薬以外の簡単なセルフケアを組み合わせて、痛みのない毎日を送っていきましょう!

もしセルフケアをしても痛みが続くようなら、がまんせずに、お医者さんに相談してみてくださいね。

【参考文献】
  • ・レジデント vol.7 no.7, 医学出版, 2014.
  • ・ウイメンズヘルスを研究する助成家庭医グループ: 月経困難症に悩む女性の支援ガイド, プリメド社, 2006.
  • ・働く女性の身体と心を考える委員会: 働く女性の健康に関する実態調査結果―女性特有の健康問題について―, 財団法人女性労働協会, 2004
  • ・清水なほみ: 排卵痛の症状・原因・治療法, 株式会社オールアバウト, 2012.
  • ・長塚 正晃 ,日産婦誌61(12): N-657-N-663, 2009.
  • ・ルナルナ女性のお悩みに関するアンケート調査

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EVE 解熱鎮痛薬
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[イブクイック頭痛薬  
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[イブクイック頭痛薬DX  
第A類医薬品
  つらい頭痛・熱に]
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  • (2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
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  • (7)次の病気にかかったことのある人。 胃・十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎、クローン病

4.服用に際しては、説明書をよく読んでください。

5.直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。