貧血と聞くと、クラクラする、朝礼や電車で倒れてしまう、そんな症状を思い浮かべがち。でも、顔色がすぐれない、からだが重だるい、朝起き上がるのがツラいなど、日々感じているそんな症状も、実は貧血が原因かもしれません。
実は貧血の症状が出ているのに、「年齢のせい」「忙しくて疲れているだけ」と判断して、不調を感じたままにしていると、貧血以外にも、様々な不調を引き起こしてしまうことも。
クラクラや、だるさ、眠気といったカラダの不調に心当たりがあるようなら、まずは自分の貧血度がどのくらいか確認してみましょう!
貧血は、体内の鉄分が不足することでヘモグロビンの量が少なくなり、酸素を十分に巡らせることができなくなっている状態のこと。そもそも鉄分は、日常生活で十分な摂取が難しい成分。そのため女性は、誰しもが貧血になる可能性があることを知っておきましょう。
また貧血は、単純にクラクラや眠気といった症状だけではなく、他にも影響を与えます。その代表格が生理不順の症状。貧血の状態が続くと、女性ホルモンのバランスが崩れ、生理不順を招いてしまう可能性があるのです。
もし貧血の予防をしたいと考えるのなら、まずは生活習慣の見直しをしてみましょう!
あなたは、どの食品に鉄分が多く含まれているか、きちんと知っていますか?
もしあなたが、妊活や将来的に赤ちゃんが欲しいと考えているなら、貧血の症状はなるべく早めに改善しておくようにしましょう。
もし貧血の症状をそのままにしておくと、妊娠を継続させるのに大切な「黄体ホルモン」の分泌量が減ってしまい、将来的に妊娠しづらいカラダになってしまうかもしれないのです。また、女性ホルモンだけでなく、甲状腺や卵巣などの内分泌器官や代謝に影響を与えることもあるので注意が必要です。
妊娠中は、胎児の成長にも鉄分が使われるので、妊娠前よりもっと多くの鉄分を摂取する必要があります。いずれ「赤ちゃんがほしいな」と思っている場合は、妊娠がわかった時に貧血かもと気づくのでは手遅れ!普段から積極的に鉄分を摂取し、赤ちゃんを迎えるために必要なカラダづくりを心がけておきましょう。