いぼ痔の悩みって、なかなか言い出しにくいですよね?マンガで赤裸々に語ってくれた女性たちのように、いぼ痔に悩む女性は実は少なくありません。
ちなみに、一言で「いぼ痔」といっても、痛みがあるもの、出血を伴うもの、お尻からぽっこりでてきてしまうものなど、症状はさまざま。できる場所によって「内痔核」と「外痔核」の2つのタイプがあり、多くの方がいぼ痔を繰り返してしまうなど結構奥が深いのです。
お尻に違和感を感じたことがあるなら、まずは自分のいぼ痔の進行度をチェックしてみましょう。
いぼ痔とは、お尻に負担がかかって肛門まわりの血液の流れが悪くなり、腫れあがってしまった状態のこと。
この「お尻への負担」は、普段の生活習慣が大きく影響しています。いぼ痔経験者に聞いてみると、便秘や便の硬さといった排泄習慣に関わるものを筆頭に、身近なことが原因になっているようです(※)。
※複数回答
※2015年小林製薬調べ|いぼ痔になった経験があり、何かしら対処した事がある20‐69歳男女 N=300
男性がなるイメージの強いいぼ痔ですが、実は女性にも多いって知っていましたか?
例えば、働いている女性に多い長時間のデスクワーク。実はこれ、お尻の血液循環を悪くする原因の一つなのです。 他にも、女性に多い冷え性や便秘もいぼ痔の原因だと言われています。 また、便秘や下痢は排便時に肛門に圧力がかかり、お尻の負担の原因に。ホルモンバランスの乱れやすい生理前は便秘になりやすく、お尻に負担がかかりやすいと言えるでしょう。
妊娠や出産も、胎児の重量や分娩時のいきみが肛門を圧迫し、いぼ痔になりやすいと言われています。
いぼ痔は「男性がなりやすい病気」となんとなく思っていたら要注意。女性の方が多くのリスクを抱えているのです。
日頃からお尻への負担が少ない生活習慣を心がけることが一番! 今日からできるちょっとしたセルフケアで「いぼ痔」になるリスクを減らしましょう!
それでも、いぼ痔になっちゃったという人は、放置せずに早めに対処しましょう。
いぼ痔がやっかいなのは、一時的な「腫れ」がおさまっても、根元が残っていると再発の恐れがあること。なんと、いぼ痔経験者の85%が慢性化や再発のくり返しを経験しています(※)。放っておくと進行する場合もあるので注意しましょう。
もしいぼ痔になってしまったら、「根元」からしっかり治すこと。これがいぼ痔を治す一番の近道です。
※2015年小林製薬調べ|いぼ痔になった経験があり、何かしら対処した事がある20‐69歳男女 N=300