普段は食べ過ぎないように気を付けてるのに、生理前はどうしても食欲が抑えきれず、ついつい食べ物に手が…というアナタ!「わたしってなんて意志が弱いの…もうイヤ」そんな風に、自分を責めてはいませんか?
それ、アナタのせいではなく、実は生理が関係しているかも!しっかり対処すれば改善できるので、そのためにも、まずは自分の不調の原因が何なのか、知ることから始めてみましょう!
生理前の止められない食欲、実は自分のキモチや意志の強さの問題ではなく、この時に起こる「女性ホルモンの変動」が関わっているといわれています。
まず知っておいて欲しいのが、女性ホルモンには「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」という2つの種類があるということ。
この2つは、生理周期によって分泌量が変化するのが特徴です。このうち、特に注目したいのがプロゲステロンで、排卵後から分泌量が増え続け、生理前にピークを迎えます。
このプロゲステロンは、妊娠の成立と継続に欠かせない大切なホルモンで、妊娠に備えてカラダに栄養や水分を蓄えようとする働きがあります。
そのため、プロゲステロンの分泌量がピークを迎える生理前は自分の意思に関係なく、食欲が増進してしまう、女子にとってはトホホな状況に陥ってしまうのです。
生理前はイライラしがちな時期だし「イライラをドカ食いで解消!」となるのも仕方がないかも…と考えがちですが、できるなら改善したいはず。
でも、どうすればこの“異常な食欲”を抑えることができるのでしょうか?