低気圧が近づくと起こる「頭痛・だるさ・めまい」などの症状を低気圧不調と呼びます。そんな「低気圧不調」に悩む人は、日本では約3割と非常に多く、そのうち6割を女性が占めているそうです(※)。
なかには低気圧が原因と気づかない人もいるとか…「頭痛を起こしやすいのは、雨の日かも?」と思った人は、自分が低気圧不調を抱えていないか確認してみましょう。
※【調査概要】低気圧不調に関する実態調査、調査時期:2019年10月,調査対象:20〜69才男女_2,500名、調査手法:インターネット調査、調査機関:株式会社ネオマーケティング
では、なぜ低気圧になるとカラダの調子が悪くなるのでしょうか?
気圧や天気が変化すると、体内の水分バランスが乱れてしまい、水分を必要以上に増やしてしまうと考えられています。
体内の水分が多くなってしまうと、血管拡張や自律神経の乱れを起こす原因となります。
脳内の血管が拡張することで、周りの神経を圧迫し炎症が起きると「頭痛」を、自律神経の乱れが「だるさやめまい」を引き起こしてしまうのです。
このように複数の症状が同時に起こることも少なくありません。メカニズムや症状を知ることが、低気圧不調に対処する第一歩です。
低気圧不調は体内の水分バランスの乱れが原因で、複数の症状が同時に起こるので、とても対処が難しいです。