人気の観光地といえども、油断しているとトラブルに巻き込まれることがあります。たとえば、グアム。外務省のデータでは、グアムでの2013年における日本人の被害例は133件にも及びます。
また、交通ルールの違いから事故に遭う旅行者も少なくないのです。せっかくの海外旅行を満喫するためにも、よくあるトラブルの回避方法をしっかり学んでおきましょう!
ホテルのロビーでチェックインの手続きをする際、足元に置いた荷物が気づいた時には消えていた!
観光客を狙った置き引きは大定番。ホテルの中なら安全だと思って、ついつい気が緩みがち。荷物は極力手から離さず、貴重品が入ったバッグは抱えるように持ちましょう。
手がふさがっていてどうしても床に置きたい時は、両足で挟んで置くようにしてください。置き引き被害はホテル以外にも空港やレストランで多発しているので、同様に注意が必要です。
ホテルから観光地まで行こうとタクシーに乗ったのに、降ろされたのは知らない場所......そこには強盗が待ち構えていた!
客引きをしているドライバーは、不法営業のケースも多いので、「NO」と言って、断固拒否しましょう。
ホテルからタクシーに乗る場合は、可能ならホテルマンに手配してもらえば粗悪なタクシーは避けられます。そのほか、事前に旅行会社から安全なタクシー会社を聞いておくといいですよ。
また、ホテルの到着ロビーにはタクシー乗り場があることが多いので、そこから正規のタクシーを利用するのも有効です。
バッグを背負ってお買い物。気づくとバッグがナイフで割かれ、財布だけ抜かれていた!
窃盗犯罪は、バッグごと奪われるだけではありません。気づかぬうちにバッグをナイフで割かれ、財布だけ抜かれていた!というケースは珍しくありません。
リュックなどは避け、バッグはしっかり身につけるようにしましょう。万が一不正使用されても保障されるタイプのクレジットカードを用意しておき、現金は必要最低限しか持ち歩かないのも有効な手段です。
横断歩道を渡ろうとしたら、車と接触事故を起こした!
海外の多くは車優先社会となっており、歩行者の道路横断時にはアイコンタクトが重要です。信号のない横断歩道を渡るときは、必ずアイコンタクトをとった上で渡りましょう。もし事故に遭ってしまったら、すぐ病院に行くようにしましょう。海外旅行傷害保険に加入していれば治療費は補償されるので、事前に保険加入手続きをするか、保険付クレジットカードを持っておくと安心ですね。