9月1日更新
日々のイライラ、根本から解決!
その秘訣は “生薬” にあり!?
その秘訣は “生薬” にあり!?
“生薬” は女性の強い味方!
“生薬” とは、植物や動物、鉱物など自然界にあるもののなかで、なんらかの薬効を持っているとして、長い歴史にわたり、人々の健康に役立ってきたもの。「気」「血」「水」のバランスを整えるには、 “生薬” の持つそれぞれの力を知って、上手に組み合わせて服用するのが大切です。
11種類の “生薬”
トウキ(当帰)
セリ科のトウキの根。婦人薬、冷え症薬に配合されていることが多い。
センキュウ(川芎)
中国のほか、日本の北海道、東北地方に産し、セリ科のセンキュウの根茎。トウキとともに婦人薬、冷え症薬に使用されることが多い。
シャクヤク(芍薬)
ボタン科の多年草であるシャクヤクの根。婦人薬、冷え症薬に配合されている。
ブクリョウ(茯苓)
サルノコシカケ科のマツホド。漢方の要薬で、多くの処方に使用されている。
ソウジュツ(蒼朮)
中国大陸に分布するキク科の多年草であるホソバオケラの根茎。精油を含み、特有のにおいがある。
タクシャ(沢瀉)
アジア東部に産するオモダカ科のサジオモダカの根茎。
ケイヒ(桂皮)
おもに中国南部、ベトナム、タイなどに産するものでクスノキ科のニッケイ類の樹皮。
ボタンピ(牡丹皮)
ボタン科の落葉性低木であるボタンの根皮。中国西北部を原産地とする。
ダイオウ(大黄)
中国、日本を産地とするタデ科の大黄類の根茎を乾燥したもの。
トウニン(桃仁)
主に中国山東、山西、河北などに産するバラ科のモモの種子。
ニンジン(人参)
中国や韓国の原産でウコギ科の多年草、オタネニンジンの根。成分のサポニン配糖体は、最近世界各国でその薬効が再認識され、科学的な裏づけがなされつつある。