LunaLuna 乳がんケアナビ supported by Daiichi-Sankyo
みなさんに伝えたいこと メッセージ

監修

植松 孝悦 先生(静岡県立静岡がんセンター)

監修

桜井 なおみ 氏((一社)CSRプロジェクト)

監修

徳永 えり子 先生(九州がんセンター)

※ 五十音順

乳がんは女性がかかるがんの中では最も罹患率が高く、9人に1人が乳がんになると言われています。ただし、早期発見できれば治る可能性は高く、90%以上が治る病気です(※1)。そのため、定期的な検診を受けるだけでなく、日々の生活習慣の中で自分の体をチェックし、変化に気を配ることが重要です。

本サイトでは、皆さまの健康を支えるためのパートナーとして、様々な症状や年代の方々に対して、乳がんに関する正しい知識や最新の情報を発信し、皆様が自分の体と向き合うきっかけを作っていただけると幸いです。

2024年12月

       

※1:日本医師会WEBサイト「乳がん検診 乳がんとは?」

監修を担当 植松 孝悦 先生からのメッセージ

私は、乳がん検診の画像診断技術の向上に専念する研究者として、特に高濃度乳房を持つ女性の検出感度を高めることに取り組んでいます。乳がん検診の公正性を保ち、死亡リスクを減らすこと、リスク層別化の重要性を啓発し、質の高い検診方法を開発することが目標です。

さらに乳がん検診の情報提供とブレスト・アウェアネスの啓発を通して、日本人女性の乳がん検診と乳癌リテラシー向上に努め、最適な検査方法の選択とアドバイスを一般女性に提供しています。そして、日本人女性に適した乳がん検診方法と効果的な乳がん検診戦略の開発を通じて、乳癌の早期発見と治療成功率の向上を目指すことが私の使命です。

本サイトが、乳がん検診の正しい理解やブレスト・アウェアネスの普及に役立つことを願っています。

植松 孝悦 先生
静岡県立静岡がんセンター
乳腺画像診断科部長
植松 孝悦 先生
【学歴】
1986年 兵庫県立神戸高等学校卒業
1992年 新潟大学医学部卒業
2001年 新潟大学医学博士号習得: In vitro high-resolution heddcal CT of small axillary lymph nodes in patients with breast cancer: correlation of CT and histology. AJR Am J Roentgenol. 2001 Apr;176(4):1069-74.
【職歴】
1992年から2001年まで新潟大学附属病院、新潟県立がんセンターなどで勤務
2002年から静岡がんセンターに赴任
2013年に生理検査科部長
2017年から乳腺画像診断科部長(生理検査科部長を兼任)
【専門医等】
日本医学放射線学会診断専門医
日本乳癌学会乳腺専門医
【専門分野】
乳がん検診、乳房画像診断全般と乳房画像誘導下生検

患者会代表 桜井 なおみ 氏からのメッセージ

乳がんなんて、若いから大丈夫!
家族にがんが多いからちょっと心配…
がんと診断され、これからどうしたら良いのだろう…

みなさん、様々な思いでこのページを見られていると思います。

人間の身体は本当によくできていて、生理も身体が発するひとつの信号です。身体の信号にあわせて、ちょっとだけ、自分の身体の声を聞いてみてください。忙しいとついつい忘れがち。でも、ルナルナが、身体の変化に気づくためのきっかけを作ってくれるはず。

このページには、まだがんになっていない人も、いま治療中の人も、みんなが安心して暮らすための大切な情報がつまっています。迷ったり、不安になったら、開いてみてください。
大丈夫、You Are Not Alone。あなたは一人ではありません。ここに仲間がいることを忘れないで。

桜井 なおみ 氏
一般社団法人CSRプロジェクト
代表理事
桜井 なおみ 氏

大学で都市計画を学んだ後、卒業後はコンサルティング会社にてまちづくりや環境教育などの業務に従事。2004年、仕事で忙しい毎日を過ごしているときに乳がん診断。手術(2回)、化学療法、ホルモン療法を経験。その後は、働き盛りで罹患した自らのがん経験や社会経験を活かし、小児がんを含めた患者・家族の支援活動を開始、現在に至る。一般社団法人CSRプロジェクト代表理事、キャンサーソリューションズ㈱代表取締役社長、として活動中。

患者会代表 桜井 なおみ 氏からのメッセージ

乳がんは女性がかかるがんの中で最も罹患率の高いものです。乳がんの診断法や治療法はどんどん進歩していますが、やはり早期発見、早期治療が何より大切です。

乳房は自分で触ることのできる場所にあり、日頃から自分の乳房に気を配り、何か気になることがあれば専門的な医療機関を受診する、適齢期になれば定期的に乳がん検診を受ける、食事や運動など生活習慣に気をつける、など、乳がんから少しでも自分を守るために自分自身でできることがあります。

本サイトでは乳がんに関する正しい知識、情報をお伝えすることを目的としています。皆様が自分自身の健康に気をつけながら、自分らしい人生を送るための一助となれば幸いです。

徳永 えり子 先生
独立行政法人国立病院機構
九州がんセンター
乳腺科部長
徳永 えり子 先生
【学歴・職歴】
1994年3月 九州大学医学部 卒業
1994年4月 九州大学医学部附属病院第二外科 研修医
1995年4月 国立病院九州医療センター外科 研修医
1996年4月 九州大学大学院医学系研究科外科系専攻博士課程
1999年10月 九州大学病院 腫瘍センター 助手
2000年4月 米国ハーバード大学 マサチューセッツ総合病院 研究員
2002年2月 九州大学病院 第二外科 助手
2007年4月 九州大学大学院 消化器・総合外科 特任講師
2007年10月 九州大学 女性医療人きらめきプロジェクト 特任講師
2010年4月 九州大学病院 きらめきプロジェクト 特任講師
2012年10月 九州大学大学院 九州連携臨床腫瘍学 准教授
2015年4月 国立病院機構九州がんセンター乳腺科 部長
現在に至る
【所属学会等】
日本外科学会 認定医・専門医・指導医
日本乳癌学会 乳腺専門医・指導医・評議員・理事
日本癌学会 評議員
日本癌治療学会 代議員
日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医・指導医・協議員
日本がんサポーティブケア学会 評議員
日本乳癌検診学会
ASCO active member
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
認定NPO法人 ハッピーマンマ理事
厚生科学審議会専門委員